みなさんこんにちは。
今日は麻雀戦術本を読んで、麻雀のお勉強をしようと思います。
今回読む本はこちら。
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今や麻雀界のカリスマインフルエンサーともいえるZERO(@zero_0801 )さんの2冊目の著書です。
今回の戦術本はなんとマンガ「むこうぶち」とのコラボ。
バブル経済が頂点に差し掛かりつつあった1980年代を舞台に、全てが謎に包まれた「傀」という男に翻弄される、敗者たちの物語。
「傀」は麻雀の不条理を体現したかのようなキャラクターであり、決め台詞である「御無礼」が彼の口から発せられたが最後、卓上において「傀」を止められるものはいない。
「むこうぶち」の「傀」の影響で、何かにつけて「御無礼」と言ってしまう雀士を大量に生み出したといわれている。

ところどころに著書内で書かれている戦術とリンクするように「むこうぶち」のページが挿入されており、マンガの続きも気になる作りとなっています。
ZERO本2の発売日である12月15日・同日はむこうぶち50巻も同時発売されており、50巻記念イベントも開催されました。
傀のロッカーを探せ! 「むこうぶち」50巻発売記念イベント開催!!
さっそく読んでみた。

それではさっそく読んでみるとしましょう。
ふんふん…
ほうほう…
……
……
…ぐすっ
…(フキフキ)
……ズズっ
(僕も…母には……苦労ばかりかけている…)
(思えば…母をいたわることなど…何もしてこなかった…)
(このままで…いいのだろうか…)
(いや…いいわけが…ないっ…!)
(示すんだっ…!)
(行動でっ…!!)
結論:みんな親は大事にしよう!!
まさか麻雀戦術本を読んで、親の存在の大切さ・尊さをあらためて確認することになろうとは夢にも思いませんでした。
(まだ未読の方でなんのこっちゃと思われた方は、ぜひ本書を買ってコラムを読んでみてください。)
「いつまでもあると思うな親と金」という諺もありますが、(本来の意味は「自立しろ!」ってことだそうです)別れはいつ突然訪れるかわかりません。
そうなった時に後から、ああすればよかった、こうすればよかった、と悔やんでもどうにもなりません。
麻雀と同じでやれることはやっておいたほうがいいのです。
管理人は別に警察の厄介になったこともないし、母親もまだ健在ですが、自分の過去の経験と重なる部分もあるので、ZEROさんの母親がただ一人迎えに来てくれたくだりから、お弁当が手付かずで残されていた辺りはもう涙が止まりませんでした。
肝心の戦術部分は?
トイトイダッシュなどのキャッチーなネーミングが特徴の一つでもあるZEROさんですが、そのネーミングは今回も健在。
麻雀戦術を本で読んで覚えたからといって、実戦で活用できなければ意味はありません。
言霊という概念があるように、言葉には力があります。
決してオカルト的な意味ではなく、タンヤオスキーやストロング・チートイツといった言葉は思考を整理し、戦術を使いやすくする手助けをしてくれます。
全体的に読みやすく、その文章の端々に表れる「ZERO節」は、時にくだらなく、時に世の麻雀打ちの心の機微をうまく表現しており、とても大好きです。(AVの例え話が多いので、苦手な人もいるかもしれません)
まとめ
というわけで、ZERO本2の感想でした。
波瀾万丈のコラムに、独特のネーミングやZERO節など、麻雀戦術本の中でも、個性的な1冊であることは間違いありません。
コラムを読むだけでも購入する価値があるでしょう。
むこうぶちとのコラボは正直ムリヤリ感が否めないものの、戦術とリンクしている部分もあり、なにより久しぶりにむこうぶちをガッツリ読みたくなってきたので、成功しているといえるでしょう。
本書は特に母親に苦労ばかりかけている、管理人のような親不孝雀士には必読の書といえます。
なにか美味しいものでも食べさせてあげたいな、と思った管理人でした。
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